車の相続と車庫証明 - 土地やお金だけじゃない 家庭用財産の相続

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車の相続と車庫証明


車の相続をするとき、いくつか揃える必要のある書類があります。
その1つになるのが車庫証明です。
この書類自体、普段はあまり意識することのないものですから、改めてよく確認しておくといいでしょう。

車の相続に必要な車庫証明ですが、これは車の相続をするときだけ必要になる特殊な書類ではありません。
車を購入するときにも必要になります。
車を実際に購入したことがある方は、そのときにもこの書類を取得しているはずです。
ただ、ディーラーなどがすべての手続きをやってくれた場合、この書類のことをあまり意識する機会のなかった方もおられるでしょう。

の書類は何かというと、その車をどこに停めるのか、その場所を示す書類です。
その車の専用の駐車スペースがどこになるのか、それが決まらないと車の取得はできないのです。
駐車場でもない場所に放置されては困りますから、専用の駐車場所を確保して、初めて車の購入ができるのですね。

車庫証明とはこのようなものですから、相続するときも必要になります。
持ち主が変わればその車の駐車場所も変わるのが自然ですから、新しい持ち主が使用する駐車場所で、新しく証明書を取らないといけません。
車庫証明はどうやって取るのかというと、これは管轄の警察署で取得します。

このときには新しい駐車場所の住所が必要になりますから、どこに駐車するのか、場所を決めてください。
場所はどこでもいいわけではありません。
車庫証明を取得できる条件として、まず新しいその車の所有者の自宅から、その車の駐車場所までの距離が、直線距離で2キロメートル以内となっています。
これより遠い場所は、駐車スペースとして指定できません。

次に、その駐車場が駐車場として無理なく使えることです。
具体的には、その駐車場と道路がつながっており、きちんと出入りができること。
その自動車が駐車スペースにきちんと収まり、前後左右にも多少の余裕があることなども必要です。

最後に、その車の保管場所は、自分が所有する土地だったり、賃貸契約を自分が結んでいるものだったりと、何らかの形で自分が使える場所になること。
これら条件をすべて満たす場所なら、新しい駐車場所として指定でき、車庫証明も取得できます。

車の相続にはこのような書類が必要になりますから、用意してください。
なお、その車の相続人が故人の同居家族で、相続後も駐車場所が変わらないなら、この車庫証明は不要です。
もし同居家族がその車を相続し、故人が生前使っていた駐車場所をそのまま使う場合、この書類は必要ありませんから、それ以外の書類を揃えて相続してください。